2024年度事業計画書及び収支予算・資金計画を公表しました。
貸切バスの車種区分について「小型車の定義の見直し」と「コミューター区分の新設」が行われました
1.改正理由
中型区分に属する一部の車両について、車両価格は小型区分相当であるにもかかわらず、車両長や旅客席数がわずかに小型区分から逸脱していること及び小型区分において、車両価格が異なるマイクロバスタイプの車両(コースター等)とバンタイプの車両(ハイエース等)が同じ車種区分となっていることから、コストに見合った運賃設定ができないケースが存在していたため、改めて車両価格をもとに精査し、「小型車の定義の見直し」及び「コミューター区分の新設」が行われました。
2.概要
・本改正に伴う運賃変更届出の提出は任意です。新区分の公示運賃を利用したい事業者は運賃変更届の提出が必要です。
・新運賃への変更を行う事業者は、運賃変更届と併せて、車両数の内訳が変わることに伴い、事業用自動車の車両数の変更届の提出も必要となります。
・車両数の変更届等の各種様式は、中国運輸局のホームページに掲載されています。
3.車種区分
従来区分(令和5年8月25日中国運輸局公示第41号)
大 型 車・・・・・車両の長さ9メートル以上又は旅客席数50人以上
中 型 車・・・・・大型車、小型車以外のもの
小 型 車・・・・・車両の長さ7メートル以下で、かつ旅客席数29人以下
新区分(令和6年3月1日中国運輸局公示第127号)
大 型 車・・・・・車両の長さ9メートル以上又は旅客席数50人以上
中 型 車・・・・・大型車、小型車、コミューター車以外のもの
小 型 車・・・・・車両の長さ6メートル以上8メートル以下で、かつ旅客席数33人以下
コミューター車 ・.車両の長さ6メートル未満で、かつ旅客席数14人以下
4.詳しくは下記をご確認下さい
【中国運輸局公示】20240301「経営許可申請事案等の審査基準について」
【中国運輸局公示】20240301「運賃・料金の変更命令について」
240301_貸切バスの運賃料金制度のQA
貸切バスの新たな安全ルール(点呼の動画保存等)の周知用動画が YouTube チャンネルに掲載されました
旅客自動車運送事業運輸規則等の一部改正により、令和6年4月1日(※一部経過措置あり)に施行される貸切バスの安全性向上に向けた新たな安全ルールの周知用動画が国土交通省YouTube チャンネルに掲載されました。
※令和6年3月31日以前に新規登録を受けた事業用自動車に係る運行記録計による記録については、令和7年3月31日までの間は、アナログ式運行記録計による記録でも良い。
「定期点検基準」の記載例を更新しました
路上故障や車両故障による事故の発生を防ぐための点検や整備を行う為の基準となる「定期点検基準」の作成例について更新しました(更新箇所は朱書き)。
自動車の構造、運行する道路の状況及び走行距離等の使用実態に応じて各社独自の基準を加えて作成し下さい。
令和6年4月から適用される改善基準告示に対応したバス運転者の「拘束時間・休息期間集計表」を掲載しました
令和6年4月1日から、自動車運転の業務に時間外労働の上限規制が適用されるとともに、改善基準告示に定める拘束時間等の基準も改められます。
本集計表は、バス運転者に適用される改善基準告示の1日の拘束時間、休息期間及び1か月または4週平均1週の拘束時間の適否を簡易的に判定するものです。
本表はあくまで参考とし、その他の基準を含めて別途判断する必要があります。
なお、本表はマクロを含んだファイルであるため、ネットワークセキュリティ環境によっては直接ダウンロードすることができない可能性があります。
このため、zipファイル形式で提供させていただきますので、ダウンロード後に解凍(展開)してご使用下さい。
マクロの実行がブロックされてファイルが開けない場合
中国運輸局主催の自動車安全セミナーが開催されます
事業用自動車の事故削減を目的として、自動車運送業に携わる関係者を対象に、平成21年から開催されている自動車安全セミナーが令和6年2月15日(木曜日)に開催されます。
詳しくは下記をご覧下さい。
R6.2.15 自動車安全セミナー
なお、申し込みについては、令和6年1月9日(火曜日)14時から受付用メールフォームを開設されますので、暫くお待ち下さい。
貸切バスの新たな安全ルール(点呼の動画保存等)の概要パンフレット(国土交通省)
旅客自動車運送事業運輸規則等の一部改正により、令和6年4月1日(※一部経過措置あり)に施行される貸切バスの安全性向上に向けた新たな安全ルールの概要について、パンフレットが作成されました。
※令和6年3月31日以前に新規登録を受けた事業用自動車に係る運行記録計による記録については、令和7年3月31日までの間は、アナログ式運行記録計による記録でも良い。
一般貸切旅客自動車運送事業における適正な運賃収受について再周知がありました
中国運輸局管内の複数事業者において、スクールバス運送に係る運行間の運賃・料金収受について適切に運用されていない実態が判明したため、中国運輸局から管内事業者あてに事務連絡が発出されました。
1.概要
運行間等(いわゆる「中抜け」)における運賃・料金の適正収受に関する考え方について明示された、「貸切バス運行間等における適正な運賃収受について(基本方針)」(平成26年7月22日付け事務連絡)及び参考となる事務連絡等により、あらためてその取り扱いについて再周知を図るもの。
2.詳しくは下記をご確認ください。
①一般貸切旅客自動車運送事業における適正な運賃収受について(令和5年12月14日付け事務連絡 )
②参考通達等
・貸切バス運行間等における適正な運賃収受について(基本方針)(平成26年7月22日付け事務連絡)
・一般貸切旅客自動車運送事業の運行における到着地等の待機に係る運賃及び料金の取扱いについて(平成28年7月1日付け事務連絡)
・一般貸切旅客自動車運送事業と旅行業者等との間で締結する年間契約等に対する取り扱いについて(平成26年3月31日付け国自旅第628号 一部改正 平成28年7月1日付け国自旅第80号
・一般貸切旅客自動車運送事業によりスクールバス運送を行う場合における運賃及び料金について(令和5年8月25日付け事務連絡)
③(注意喚起)運賃・料金制度について
「輸送の安全に関する情報」の記載例を掲載しました
旅客自動車運送事業者が毎事業年度の経過後100日以内にインターネットや営業所窓口等に掲示するなどして公表しなければならないとされている「輸送の安全に関する情報」について、記載例を掲載しました。
記載例の各項目は、全て公表が必要です。
青字で記載された部分は、利用者にとって有用であると考えられる情報の例を記載しています。これらを参考に自社で取り組んでいるものがあれば積極的に公表して下さい。
貸切バス運賃・料金制度改正に係るQ&Aに一部追加がありました
令和5年8月25日付けで中国運輸局が公示した貸切バスの新たな運賃・料金に係るQ&Aについて、学校行事として行われる旅行における経過措置が追加されました。
1.追加された内容
③経過措置(5)
Q: 学校行事(部活動等の課外活動を含む。)として行われる旅行における経過措置について、旅行業者とバス事業者との間で従前の運賃・料金で契約を締結した後、バスや運転者の不足により催行の直前で他のバス事業者へ庸車を依頼する場合、庸車の依頼先の事業者との契約が令和5年10月1日以降であっても、庸車の依頼先の事業者は従前の運賃・料金を適用してもよいか。
A:催行の1年以上前からその時点での運賃・料金を前提として保護者による費用の積立が行われるといった本経過措置の特殊性に鑑み、運転者不足等の事由により催行の直前に他のバス会社へ庸車を依頼した場合であっても、庸車の依頼先の事業者が了承すれば、従前の運賃・料金を適用してもよい。
2.詳しくは下記をご覧下さい
(追加)20231012_貸切バスの運賃料金制度のQA